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銚子駅に大漁旗11枚 伝統文化を未来へ、展示プロジェクト始まる

プロジェクト発起人の山嵜さんと銚子駅構内に掲げられた大漁旗

プロジェクト発起人の山嵜さんと銚子駅構内に掲げられた大漁旗

 銚子の伝統文化である大漁旗をJR銚子駅構内に展示する「大漁旗プロジェクト」が8月1日に始まった。展示場所は駅構内のピアノロードで、3畳サイズの大漁旗10枚と特大サイズの1枚、計11枚を掲げる。展示期間は2027年1月15日まで。プロジェクトは山嵜遥加さんがクラウドファンディング(CF)で資金を募り、実現した。

特大サイズの大漁旗

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 山嵜さんは、銚子の文化として大漁旗に着目し、伝統を未来につなげようとプロジェクトを立ち上げた。職人が手作業で染める大漁旗の技術や文化に光を当てるとともに、銚子を訪れる人が駅で大漁旗を目にする機会をつくることを目的としている。展示する旗は過去の図柄を参考にしながら、背景や文字の色を変えるなど、それぞれにアレンジを加え作成した。

 設置作業は前日夜に始め、足場を組んだ上で高所作業車などを使って大漁旗を取り付けた。山嵜さんは「私一人ではできなかった」と振り返り、協力者への感謝を示した。展示期間を来年1月15日までとしたのは、年末年始や成人式で銚子を訪れる若者にも見てもらいたいとの考えからだという。3畳サイズの10枚には、CFで大口支援を寄せた企業の名前も入っている。

 JR銚子駅では今回の展示を、広告ではなく銚子の文化を紹介する取り組みとして位置付ける。JR銚子駅の中川麻美駅長は「地域の一員として何か一緒にやりたいという思いがあった」と話し、山嵜さんが約1年間にわたり大漁旗への思いを伝え、実現に向けて取り組んできたことを振り返った。その上で「大漁旗を飾ることができて、駅の特徴としてもすごくうれしい」と話す。

 山嵜さんは今回の展示を一過性のものにせず、大漁旗を通じて銚子の文化を知る人を増やしたい考えで、「きれいだと思って終わるだけでなく、そこから日本や銚子の文化に興味を持ってもらい、自分の言葉で伝えられるようにしたい」と話す。

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