コワーキングスペース「はしっこラボCHOSHI」(銚子市中央町2)が4月11日にオープンした。銚子市勤労コミュニティセンター(若宮町1)では同日、オープンを記念した講演会が開催された。
茂木文葉さんと宮内彰子さんが立ち上げた同施設。2人は近年の働き方の変化を背景に、同施設立ち上げを決意。地方に暮らしながら都市部の仕事をする人や、複数の拠点を持つ働き方が広がる中、「仕事をする場所は一つでなくてもいいという考えが広がってきている。銚子に仕事ができる場所が増えることで、新しい働き方を選ぶ人が来るきっかけになれば」と茂木さん。「働き方の選択肢が広がることで、銚子全体の可能性も広がっていくのでは」とも。席数は10席、フリードリンクや無料Wi-Fi、プリンター、ロッカーを備える。料金は1日利用1,650円、月額利用2万円。営業時間は平日の9時~18時(最終受付17時)で、土曜・日曜・祝日は不定期で営業する。
講演会では「省エネ」「断熱リノベーション」「まちづくり」をテーマに3人の講師が登壇。空き家の活用やエネルギー自給の暮らし、建物性能の向上などについて、それぞれの視点から語りかけた。
新聞記者・斎藤健一郎さんは、築40年の空き家を自身が改修した「八ヶ岳エコハウスほくほく」での暮らしを紹介。再生可能エネルギーを活用し、光熱費ゼロの生活を実現している事例を示した。
「住まいと環境社」の野池政宏社長は、断熱性能の向上による住環境の改善や省エネルギーの重要性について解説。建物の価値を引き出す手法として断熱リノベーションの可能性を語った。
住宅業界専門誌「新建ハウジング」三浦祐成編集長は、空き家の増加や地域の衰退などの課題に触れ、「ド地元主義」をキーワードに、地域資源を生かしたまちづくりの必要性を訴えた。
講演後にはトークセッションも行われ、登壇者と主催者が今後の展望について意見を交わした。