銚子市国際交流協会が定例で開く日本語教室が7月7日、銚子市中央地区コミュニティセンター(銚子市新生町2)で開かれた。
当日は七夕に合わせた交流イベントも行い、教室には市内に在留する外国人や外国にルーツを持つ二世世代らが参加。フィリピン、中国、ベトナム、スリランカ出身の参加者が、日本語学習とともに日本の季節行事を体験した。
参加者は授業前に短冊へ思い思いの願い事を書き、ササに飾り付けた後、七夕にちなんだゲームや紙芝居を楽しんだ。その後は日本語の習熟度に応じたグループに分かれて学習を行い、小学生から50代まで幅広い年代が受講した。
教室では、国際結婚を機に銚子市へ定住した人や、日本語能力試験(JLPT)N1合格を目指す人など、それぞれの目的に応じた学習を支援する。指導に当たるボランティアは元教員や日本語教師の国家資格を持つ4人で、定期的に勉強会を開きながら指導力の向上にも取り組んでいる。技能実習生など仕事と職場の往復が中心となり、日本文化に触れる機会が少ない外国人技能実習生に対して、日本の年中行事や地域住民との交流の場を提供しているのも特徴だという。
同協会日本語教室コーディネーターの本多千佳子さんは「10年ほど前、日本語で困っている外国人から相談を受け、個人的に教えたことが活動の始まり。その後、銚子市にも国際交流協会を設立しようという声が上がり、日本語教室も協会の活動として発展した」と振り返る。現在は中央地区コミュニティセンターで毎週教室を開き、「日本語を教えるだけでなく、お互いの文化を学び合う交流を大切にしている」と話す。
同協会では年間を通して、節分やひな祭り、端午の節句、七夕、バーベキュー大会、クリスマス会など季節ごとの交流行事を開くほか、外国文化を紹介するイベントや多文化交流企画も行っている。本多さんは「日本人も外国人も互いの文化を知り、地域の中で自然につながれる場にしていきたい」と話す。日本語教室は火曜の18時30分~20時、銚子市中央地区コミュニティセンターで開講している。