銚子商業高校(銚子市台町)のビジネス研究部が開発した新商品「ピーナツハニーアイス」(250円)の完成披露会が7月15日、銚子市保健福祉センターすこやかな学びの城(銚子市若宮町)で開かれた。同校が取り組む「銚商夢市場プロジェクト」の一環で、銚子のソウルフード「ピーナツハニー」を製造・販売する富士正食品と連携し、製造はナミキアイス工房が担当した。
同プロジェクトは、地域企業と協力して商品開発、販売を行う同校の取り組みで、これまで12年間にわたりパンや菓子などを商品化してきた。今年は「銚子ならではのご当地アイス」をテーマに企画し、ピーナツハニーに着目。ビジネス研究部の生徒が企画立案から試食、改良までを担当し、何度も試作を重ねて完成させた。
「ピーナツハニーの風味を残しながら最後まで食べやすいアイス」を目標に設定し、開発した。当初は味が濃く、後半になると飽きやすいとの意見もあったことから、ピーナツハニーとミルクの配合を見直し、ピーナツの食感とのバランスも調整した。改良後は「風味がまろやかになり食べやすい」との評価を得たという。
富士正食品営業部の宮内泰明さんは「初めて試食した時、そのおいしさに社員全員が驚いた。高校生ならではの柔軟な発想で生まれた商品。銚子以外ではまだピーナツハニーを知らない人も多いので、このアイスをきっかけに全国へ広めていきたい」と期待を寄せる。
生徒らは今後、イベント販売やSNSなどを通じて商品のPRに取り組む予定。ビジネス研究部3年の菅井美海さんは「ピーナツハニーを知らない人にも銚子の魅力を知ってもらいたい。一個食べて『もう一個食べたい』と思ってもらえる商品に育てたい」と意気込む。