銚子市弓道協会が7月11日・12日の2日間、銚子市スポーツコミュニティセンター弓道場(銚子市西小川町)で弓道体験教室を開催した。
中学生以上の初心者を対象に実施し、市内外から参加者約10人名が集まった。弓や矢などの用具は協会が用意し、参加者は弓道の基本動作や礼法、的を狙う体験に取り組んだ。
同協会は昭和30年代から活動を続け、現在は約40人の会員が所属する。体験教室は6年前から毎年開催しており、弓道の普及を目的に初心者へ門戸を開いている。通常は毎週日曜日に稽古を行うほか、月例会や市内大会、県大会への参加を通じて技術向上に取り組んでいる。
両日、会員が一人一人に付き添い、弓の構え方などを丁寧に指導した。安全面にも配慮しながら実際に矢を放つ体験を行い、参加者は的に当たる感覚を楽しんだ。同協会には全日本弓道連盟最高位となる八段の資格を持つ土佐正明会長も所属し、現在も後進の育成に当たっている。
藤本敏雄副会長は「弓道は年齢を問わず長く続けられる競技。退職後に始める人も多く、生涯スポーツとして親しまれている」と話す。一方、中学生の競技人口が少ないことから、「高校で弓道部に入って初めて競技に触れる人がほとんど。体験教室を通して興味を持ってもらえれば」と期待を寄せる。
同協会では体験教室終了後も見学や体験を随時受け付けており、初心者には協会所有の弓具を貸し出しながら指導を行う。「弓道は技術だけでなく礼儀や集中力も身に付く競技。まずは気軽に体験してほしい」と藤本さん。稽古は毎週日曜の午後、同所で行っている。